トンネルをエイリアンに追いつめられつづけるという2014年公開のシチュエーションホラー。
gyao.yahoo.co.jp
あくまで自主制作の低予算ホラーと覚悟して観るべき作品。
ユーザーレビューは星ひとつと低いのだが、批判は無駄設定の多さと、SFとしての説得力のない序盤の情景に集中している。俳優の質や閉鎖環境の演出といったホラーの中核は悪くない。
もっと設定をわりきって、軍隊や企業の改造動物に追われるといった低予算向き設定にまとめれば、さらに高評価されたかもしれない。
興味深いのが、なぜか制作者が日本での商品展開にこだわっていたらしいこと。
ホラー映画のレビューで知られる有名ブログ「ホラーSHOX [呪]」のHiro Fujii氏が日本語版のテロップで協力したり、日本での漫画化企画を助けようとしていたりしていた。
映画|エイリアン・クロール|Crawl or Die :: ホラーSHOX [呪]
かなり異例なことでありますが、このトレイラーは「日本のみんなに見てほしい」との願いから、映画の制作者が自ら製作したものです。日本語の部分は私が書きました。みてみて。
『エイリアン・クロール (2014)』トレイラー
漫画化企画は中断したりしたそうだが、このブログ記事によると日本独自のグッズまで販売されていたという。全三部作予定らしい。