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フリームービーメモ。GYAO!、YOUTUBE、バンダイチャンネル、ニコニコ動画、等々で公式に無料配信されているアニメや映画の情報や感想

直後に東映アニメーションを飛び出す若手演出家たちの参加作『明日のナージャ』(全50話)配信開始:2026年9月23日18時~

世界名作劇場のような、2003年当時でも少し古いつくりだった完全オリジナルTVアニメ。東映アニメーションミュージアムチャンネルで毎週水曜日更新予定。

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担当プロデューサーと脚本家がチャンネルにコメントを寄せている。

『桜蘭高校ホスト部』以降はボンズを拠点に監督をしている五十嵐卓哉がシリーズディレクターをつとめ、直後に『時をかける少女』で高い評価をうけてアニメ映画の監督に集中するようになった細田守がOPEDや要所となるエピソードの演出を担当。キャラクターデザインはゲームなどで活躍していた中澤一登をむかえた。

元となる原作がないだけに屋台骨の弱さが感じられたり、当時は技術不足も目立ったデジタル技術を手さぐりで使用していたり、全体的にばらつきが感じられるものの、見どころのある回が散りばめられている。特に五十嵐と細田が演出を担当した回は見て損はない。また後半に登場するローズマリーという少女の、今でいう悪役令嬢の凄みは当時インパクト絶大で、終盤を楽しく引っかき回してくれた。

日本を代表するオリジナル女児向けヒット作の『おジャ魔女どれみ』シリーズと『プリキュア』シリーズにはさまれて、商業的には苦戦したことで揶揄や無視されがちだが、見どころのある部分も多いロードムービーだ。

国家の独立と尊厳を目指した歴史アクション大作『暗殺』(02:19:53)配信期間:未定

朝鮮半島独立のための暗殺計画を描く、2016年の韓国映画。多数の映画をYOUTUBEが公式に公開するチャンネル「YouTube の映画とテレビ番組」の広告付きで無料配信枠に入っていた。年齢制限あり。

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暗殺計画の裏に、親日派として国を売る男の関係者がいた。その裏切りの連鎖から時がたち、中国にいる朝鮮独立軍で新たな暗殺計画がたてられる。その暗殺計画をおこなう少数精鋭と、独立派の裏切者、さらに金目当ての殺し屋がいりみだれて……

 


軽快な怪盗アクション『10人の泥棒たち』のチェ・ドンフン監督が脚本と製作も担当。

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過去作品もてぎわよくVFXを使用していたチェ監督だが、今作は2016年になって円熟した韓国映画界の技術をさらにそそぎこみ、重厚で広がりある植民地朝鮮の社会を描き出している。

親日派の豪邸から、蒸気機関車と駅舎、朝鮮半島の三越支店、街を見下ろす山道、さらに上海やフランス租界など、多様なセットで場面ごとに歴史を再現した見ごたえがある。

VFXは遠景を合成しているだけでなく、手前でクローズアップされるものも3DCGで表現しており、多少のデジタルくささはありつつクオリティは充分。

もちろん序盤からちりばめているアクションはそつなく、本格的な計画になるとボリュームたっぷり。立体的な空間で複数の思惑が同時進行しながら、銃撃やカーチェイスや爆弾で状況がスケールアップしていく。

撮影の構図も照明もきちんとしていて、派手なだけではない荒涼とした風景も絵になる。

 

物語はやや構成要素が多すぎ、序盤は状況や設定がのみこみにくく、物語の主軸もよくわからない。

暗殺の標的からして、日本の支配層と朝鮮半島の売国奴という協力しつつも分断されたふたつの勢力だ。暗殺側も、中国を本拠地とする抗日組織と、その裏切者、裏切者を内偵する者、朝鮮半島にいる協力者と勢力が複数。そこに金目当てで暗殺をする謎のコンビ「ハワイ・ピストル」や、売国奴とは違う思惑で動く家族が複雑にからんでくる。

しかし個々のキャラクターは個性たっぷりに演出されているので、1時間かけて中盤の暗殺計画まで見つづければ区別できるようになるだろう。その暗殺自体もきちんと段階をふんで少人数で成立できるだけの計画性があり、つなわたりのような緊張感と華麗さがある。

日本の支配者だけでなく朝鮮の売国奴への嫌悪を描くことは韓国映画の通例だ。さらにこの作品は、独立運動に協力する日本人がいたり、民族を重視することへの距離をとった描写などがあったり、暗殺だけで支配をくつがえせない自覚があったり、より普遍的で俯瞰した視点で抗日運動を描いている。それでいて個人個人の悔いや願いをとおして歴史にむきあう重みも描けている。

 

俳優の日本語が全体的におぼつかない難点はあるものの、字幕を見ずとも聞きとれるくらいの発音はできていて、歴史劇と思えば許せるくらい。

長い上映時間を飽きさせないだけの厚みが映像と物語の両方にあった。日本でも、いや今の日本だからこそ、見て損はない娯楽大作だ。

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耽美でいてハードボイルドな吸血アクションホラーSF大作『バンパイアハンターD』(1時間43分)配信開始:2025年10月9日19:15 〜

海外向けに2000年にマッドハウスが制作したアニメ映画。近年にリバイバルで初上映された日本語吹き替え版が初無料配信されるようだ。

バンパイアハンターD (アニメ) | 無料動画・見逃し配信を見るなら | ABEMA

遠い未来、宇宙に伽藍のような人工衛星がめぐり、荒れ果てた地上で人々は命をつないでいた。そこに貴族とされるバンパイアが令嬢をさらい、かけられた賞金にバンパイアハンターがむらがる。そのハンターのひとり「D」は半吸血鬼ダンピールだった……

 

菊地秀行の人気シリーズの初期作を長編アニメ化した、川尻善昭監督の代表作。天野喜孝の挿絵の耽美さを生々しく作画したクオリティは現在から見ても破格。

ハリウッドでも注目され、『アニマトリックス』にはじまるハリウッド映画宣伝ショートアニメに日本の制作会社が起用される潮流を生んだ。

物語も素晴らしく、荒廃した世界でありながら敵も味方も信念のある者や快活な者が多く、それでも衝突してしまう哀しみをドラマチックに映えさせる。

アクションシーンのアイデアも多彩で、日常場面も1カット1カットが絵になる。必見の傑作。

 

数日前に各配信サイトでサブスクリプション見放題になっていて、ABEMAプレミアムもそのひとつだった。他サイトと違ってABEMAらしく宣伝のため無料期間をもうけるのだろう。

news.denfaminicogamer.jp

ただタイトルには「【無料ビデオ1週間】」とあるが、説明文には「見逃し視聴の対象外です」とある。ひょっとしたらライブ配信のみ無料なのだろうか。