制作会社スタジオカラーと映像配信社ドワンゴが組んで提供する、短編アニメ作品企画「日本アニメ(ーター)見本市」の第十二弾。
3D版『キャプテンハーロック』を代表として、現在は3DCG映画の監督が多いメカデザイナーの荒牧伸志が脚本と監督。
無号機の暴走を軸として、『新世紀エヴァンゲリオン』のパラレルワールドのひとつを描いている。
あくまで3DCGアニメだが、ほとんど実写VFXといって過言のないクオリティ。短い尺ならば、海外の中規模VFX映画にも比肩する映像がつくりだせることを証明した。映像プロモーション企画としては、この見本市で最も成功しているといえるかもしれない。
ただし、見本市の制約として声優はこれまでどおり男女2人だけ。音響周りも平凡なので、絵の質に音が追いついていない問題はある。