制作会社スタジオカラーと映像配信社ドワンゴが組んで提供する、短編アニメ作品企画「日本アニメ(ーター)見本市」の第十九弾。
原案と脚本はウエダハジメ、監督と絵コンテは『フリクリ』の鶴巻和哉、キャラクター原案は西尾維新作品で知られる竹、アニメーションキャラデザインと作画監督は『キルラキル』のすしお。
ミニサイズ宇宙人が乗るロボットという設定で女学生を描写。恋に戦う女学生の日常を、硝煙煙る戦争になぞらえながら、あくまでポップにキュートにうつしだす。
挿入歌とともにもりあがるクライマックスはよくできたミュージックビデオのよう。アニメーションとして映像だけでも楽しいし、二重写しされるそれぞれのドラマもエンターテイメントしている。
美少女キャラクターがミニサイズの中の人に操縦されているという設定の先例は複数あるが、この作品ならではのオリジナリティがちゃんとあった。
ロボット妹 改め 人類皆兄妹!?目醒めよ愛の妹力?<ロボット妹> (電撃文庫)
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