撮影してすぐ写真が見られるポラロイドカメラを、ふと使ってみた男が体験する恐怖。ジョーイ・グリーン監督の作品で、2017年に公開。
光と闇のなかで、いつもは見えない怪物の存在を気づいてしまう恐怖。誰もいない部屋でひとりで視聴することを薦める。
台詞のない密室劇。おちついた演出で、しっかり雰囲気をもりあげている。カメラをのぞきこむ時、人の視界がせばまることも恐怖につながる。
怪物を登場させるギミックからは、以前に話題となった『Lights Out – Who’s There Film Challenge』を連想するところ。
ただ残念ながら欠点も似ていて、オチとして怪物の姿をはっきり見せてしまったのは、好悪わかれるところだろう。