『CASSHERN』の紀里谷和明監督による、CGを多用した架空時代劇。
石川五右衛門を主人公に、織田信長から徳川家康までの時代を2時間で駆けぬける。
アクションゲームのような映像は好悪わかれるだろうが、『CASSHERN』より思い切りはよく、娯楽作品としての完成度も高い。
けっこう時代劇として押さえるべきポイントを押さえているのも魅力だ。
ちなみに今年公開予定だったハリウッド映画『(仮題)ザ・ラスト・ナイツ/The Last Knights』は来年公開予定とのこと。
紀里谷和明:ハリウッドデビュー作「来年には公開」 - MANTANWEB(まんたんウェブ)
公開されている画像を見るかぎり、 『GOEMON』よりもさらに映画としてまともになっているようだ。
過去作品の問題は別のインタビュー記事で監督自身も認めているらしい。これは期待しても良さそうか。
Extra issue from 「Steppin' Out!」Vol.3 紀里谷和明 | FEATURE | B.R.ONLINE
自分が一番最初に作った映画、『CASSHERN』の時って、右も左も分からないまま脚本を書いていたから、今見ると目もあてられないような脚本なんです よね、ぶっちゃけ。『GOEMON』のあたりでは大分理解してきたものの、でも本当の意味でのストラクチャー、構成はまだ理解してなくて。今は自分で言う のもなんだけど(笑)、かなりいい感じになってきたかなと思いますね。