『84チャーリー・モピック ベトナムの照準』(01:34:42)は1989年のモキュメンタリー映画。配信終了日:2015年12月13日。
軽く見たところ、ちょっと古すぎてテンポはだるいが、先駆的なフェイクドキュメンタリーと考えれば問題ないか。
下のブログによると、銃器考証はしっかりしているらしい。
今日のお題・・・・・・・・・・『84★チャーリー・モピック/ベトナムの照準』(1989年 米国) - HOGHUGの日記
『戦火の愚かなる英雄』(01:24:14)配信終了日:2015年12月13日
ナチスに占領された村で、ドイツ兵が殺される。報復をおそれた村は、第一次世界大戦で知能に障碍をかかえた男を、犯人としてさしだす。
ヒューマンドラマというか、ブラックコメディというか。戦闘そのものに見どころはないし、真犯人の謎解きを期待してもいけないようだ。
『はじまりのみち』(01:36:27)配信終了日:2015年12月19日
原恵一監督の初実写作品。アニメ監督の作品にしては、映像にこだわりすぎておらず、適度に肩の力がぬけた手堅いドラマになっている。逆にいえば、大作らしい見せ場は少ないが。
『父と暮せば』(01:38:20)配信終了日:2015年12月19日
原爆投下後の広島を舞台とした父と娘のゴーストストーリー。井上ひさし原作で、舞台劇のようなシチュエーションドラマながら、ちゃんと世界の広がりが感じられる。
『ナチスの犬』(01:57:59)配信終了日:2015年12月25日
1000人のユダヤ人を救おうとした男のドラマ。ただしシンドラーや杉原千畝とちがって、ズスキントはユダヤ人実業家として貧しいユダヤ人の強制移送に協力していた。しかし大量虐殺のことを知り、こっそり反旗をひるがえすという展開。
娯楽色は弱めだが、ホロコーストの被害者と加害者それぞれの複雑性をとらえている。
『エネミー・マイン』(01:44:35)配信終了日:2015年12月27日
何度か配信されたユーゴスラビア紛争映画。地雷の撤去作業をしていた兵士たちが、謎の老人の言動で疑心暗鬼になっていく。戦争や地雷の描写もあるが、どちらかというと風刺劇や寓話にちかい。
『クロッシング・ウォー 決断の瞬間(とき)』(01:42:12)配信終了日:2015年12月27日
脚本家や監督もつとめるオーストリア女優の監督2作目。アフガニスタンに駐留するドイツ軍と、村の自警団の関係性の変化を描く。
戦闘シーンは短めで、現地との交流ドラマが主。
『裏切りの戦場 葬られた誓い』(02:14:56)配信終了日:2015年12月31日
1988年、フランスからの独立をもとめて人質事件をおこしたニューカレドニア先住民に対して、フランス軍がおこなった作戦の実話にもとづく。
主人公側の「裏切り」がすさまじく、発生した時期の新しさもあってフランスという大国に絶望することができる作品。巨匠が自国政策を批判する映画にできたのはすごいことだが。
『ズールー戦争/野望の大陸』(01:57:25)配信終了日:2015年12月31日
以前にも配信された、南アフリカの植民地戦争映画。イギリス軍に対して、珍しく先住民が勝利した戦いを描く。アメリカで1979年に制作されたが監督はイギリス出身。
かなり古い映画なので前半はダルイところもあるが、後半の1万人を超えるエキストラの戦いは必見。アフリカ系の人々が生身で戦う美しさと、騎馬兵の正面衝突という映像は、滅多に見られるものではない。
先住民の反乱をえがいた映画として、この2作品も見返しておきたい。