台北市議会議員さんが自費で作ったゾンビ動画
— けいちゃん (@seijyunha) 2017年12月20日
ただ「新感染」ぽいのを作りたかっただけだと思うのだが、下手に「私はどんな時も逃げない」とかアピール入れたせいで「アホなの？」とさんざんな言われようで笑うhttps://t.co/Fan1JlUHAO
上のツイートで知った1分間のショートムービー。渋滞のさなかにゾンビがやってきて……という展開から、政治家らしき人物のギャグのようなやりとりが始まる。
しかし低予算なりにわりふりがきちんとしていて、演出もしっかりしている。ツッコミどころもふくめて、作品そのものはけっこう愛せるバカバカしさがあった。
綾辻行人のホラー小説を『ガールズ＆パンツァー』の水島努監督がアニメ化。今年9月に初無料配信され、今回は1週間に全話配信。
まず、ただスプラッターなだけではなく、ミステリとしての仕掛けもしっかりしている。一気配信を機会に、事前情報をしいれず、まず最後まで見ることを薦める。
原作の謎解きはTVアニメでは再現しにくそうなところ、作品内外で工夫をこらして完成していた。
あまりに仕掛けが巧妙なので、下手に検索すると真相に驚いた同時代の記事でネタバレされるので注意。
もちろん基本は田舎の学校で巻き起こる、流血と惨劇で彩られたホラー。真相を知っても全く楽しめないというわけではない。
前半は精神的にくる恐怖だったが、後半はギャグのような死にざまで「アナザーなら死んでた」という流行語まで生んだ。
Anotherなら死んでたとは (アナザーナラシンデタとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
配信版ではスプラッタ―シーンの多くが規制されているため、あまりグロテスクではない。それでも水島努監督らしい悪ふざけは強烈だった。
『コードギアス』の谷口悟朗監督により2003年にアニメ化され、NHKで放映された。水金月に1話ずつ更新。
コントラストの関係から真っ暗で星が見えず、音も聞こえない真空。そんなリアルな宇宙を背景に、スペースデブリの回収や廃棄をおこなう企業ドラマが展開する。
CGは少なく、サンライズらしい精緻なメカ作画で宇宙を表現。ていねいに考証された宇宙の現実感は、今なお映像作品のトップクラス。
原作は全4巻の漫画で、2クールアニメとしてはエピソードが足りず、アニメオリジナルストーリーが多い。
主人公の心情によりそった観念的なドラマを、主人公の男女が悩む群像劇にしたてなおした。
地味な物語に見えて、娯楽作品としても見どころが多い。
前半は、起業物や難病物、冒険劇といったバラエティある物語を一話完結で見せていく。
後半は、経済格差によるテロリズムのサスペンスを中心として、前半で提起された問題に回答を与えていく。
