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フリームービーメモ。GYAO!、YOUTUBE、バンダイチャンネル、ニコニコ動画、等々で公式に無料配信されているアニメや映画の情報や感想

異世界で幼女に生まれ変わるはめになった男の、魔法ミリタリーアクション『幼女戦記』(全12話)配信期間:2019年2月16日~19日

商業単行本化されたWEB小説を原作に、劇場版も公表上映中のTVアニメが、初無料配信を4日間。

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現代において神をも恐れぬ冷徹な男が、神の怒りをかって無力な幼女として異世界で酷い目にあう……という導入設定だが、実際の物語はチート主人公の大活躍を軍事趣味的に愛でる物語。

すさまじい魔術の才能をもつことで、主人公は不本意にも最前線で活躍しつづけるわけだが、神が主人公を反省させたいなら特異な才能を与える意味がないし、活躍しすぎると後方勤務が許されなくなることを頭がいいはずの主人公が理解できないのが謎。

第2話まで見れば、頭のいい主人公のマヌケっぷりを楽しむべき物語とわかるが、それ以降はシリアスっぽい戦場描写がつづく。ドレスを着せられて広告塔にしたてられるようなギャグ描写がもっとほしかったかな。

レバノン内戦をテーマにした驚愕の本格ミステリ映画『灼熱の魂』(02:10:52)配信終了日:2019年1月31日

2010年のフランスとカナダの合作映画。カナダアカデミー賞を総なめにし、世界的にも絶賛された。少し長いが、まず先入観をもたずに観賞することを勧めたい。

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プールで卒倒した母が死んだことを、双子の姉弟が知らされる。公証人につたえられた遺言によると、戦地に残した父と長兄へと手紙をわたすよう母は求めていた。姉と弟は移住先のカナダから、内戦で廃墟となった故郷へ向かう。

一方、宗教と民族の壁をこえて長兄を生んだ母の半生が描かれていく。キリスト教系の実家へイスラム教系の夫をつれていったところ、血を汚したとして夫は殺されてしまう……

 

 

序盤は母の物語と姉弟の物語が同時並行して、ちょっと物語が飲みこみづらいところはある。廃墟となった風景が区別しづらいことや、時間がつぎつぎに飛んで断片的に描写されることも、わかりづらさを生んでいる。

それでいて母親の半生はていねいに時系列にそって描かれていくため、あまり謎解きの要素は強くなさそうに見える。架空の女性が内戦を生きぬく姿をとおして、さまざまな状況を描いていく映画に見える。

そうと理解してみると、現地でロケした風景は興味深いし、どこで衝突が始まるかわからない緊張感に満ちている。アクション映画で快楽をもたらすそれとは違って、痛みと虚しさを感じさせる銃撃戦も短いながら迫力ある。

 

いくつもの憎悪を向けられるなかで、母もまた憎悪に身をゆだねていったことがわかる。そして姉弟は、父が母を「監獄でレイプした拷問者」ということを、長兄が母から「引き離された後で兵士」にされたことを知る。

ここまででも、社会派テーマのシリアスなドラマとしてよくできているといっていいだろう。

しかし映画は終盤にきて、あまりにも残酷な真実を明らかにする。それは憎しみの連鎖というテーマとも、内戦というシチュエーションとも密接に関連する。

 

ここで姉が数学を学んでいるという設定が効いてくる。「1+1=2」という数式が、「1+1=1」だと弟がつげる。

そう、「」は「敵に洗脳」されて「母をレイプ」した「長兄」だったのだ。序盤で夫が殺され、母も殺されそうになったように、「隣人が憎みあい傷つけあう」ことをしいられる内戦という状況の残酷さが、あまりにも痛切なかたちで象徴される。

それでも、いやそれだからこそ、母は自分を「レイプ」しても「実子である長兄」を「赦した」わけだ。

同時並行で描かれる複数のドラマが、人々を分断させた内戦を具象化し、しかし真相に向かいあうことで痛みとともに回復させる……

今年度のプリキュアは無料配信?!『スター☆トゥインクルプリキュア』配信開始:2019年2月

イベントリポート記事に、気になる記述があった。

natalie.mu

今作は「プリキュア」シリーズ初の試みとして、見逃し配信がTVerで行われることを明らかにした。

TVerとは民放各社が作った見逃し配信サイトで、主にバラエティ番組が多数無料配信されている。

アニメ作品は少ないのだが、同じ東映アニメーションの『ワンピース』が無料では独占配信されていたりと、チェックする価値はある。

tver.jp