中国製ソーシャルゲームを、さまざまな名場面を台詞なしBGMのみで断片的にアニメ化。あくまでファン向けのショートムービーだが、見どころはある。
TVアニメ版『艦これ』以来、見映えする演出が難しい艦船キャラのアクションだが、うねる波や水飛沫を手描きで力強く動かし、魅力的なアクションPVになっている。
ちなみに2019年のTVアニメ版は新興会社バイブリーアニメーションスタジオにとって初TVアニメ作品となったが*1、一流スタッフを集めながらも全体の作業体制が構築できなかったためかスケジュールが破綻。終盤2話の放映は2020年に延期された。
そのためか、2020年のPVはゲームの運営会社Yostarが新設*2したアニメスタジオYostar Picturesが複数制作。
しかし今回のPVは老舗のマッドハウスが制作を担当し、メインスタッフも総変更。マッドハウス制作の2019年版TVアニメ『ブギーポップは笑わない』などに参加した若手アニメーター刈谷暢秀*3が絵コンテと演出、マッドハウス制作のOVA『ACCA13区監察課 Regards』で監督をつとめた斎藤圭一郎がキャラクターデザインと作画監督。原画に小田剛生や佐藤利幸など。