今年公開の作品だが、渋谷警察のクルド人暴力的拘束事件と、米国白人警官の黒人市民殺害事件を受けて、期間限定で公開された。
渋谷警察でのクルド人男性暴行と、アメリカでの白人警官による黒人男性殺害事件を受けて、今年NOddINで公開した短編映画『INVISIBLE』を7/3まで限定オンライン公開します。
— 関根光才 (@kosaisekine) 2020年6月3日
バンクシー作品と思われるネズミ画と難民収容問題に反対するグラフィティの対比から見る日本の現在。https://t.co/HNm56wGWRP pic.twitter.com/nSQj08ySRz
映像のシェアは公開期間中はOKですが、
— 関根光才 (@kosaisekine) 2020年6月3日
映像の改変、また営利目的での使用は許可できませんのでよろしくお願い致します。また予告なしに公開を中止する可能性があるのでご注意ください。
シャープな映像に美術関係者のコメントをならべて、文脈をわかりやすくテンポ良く説明。
そして前後して話題になったツイッターを紹介。残酷なコントラストを見せていく。
~落書きは止めましょう~
— 東京出入国在留管理局 (@IMMI_TOKYO) 2018年11月20日
11月19日早朝,港南大橋歩道上にて。
表現の自由は重要ですが,公共物です。
少しひどくはないですか。。。 pic.twitter.com/eHVO1f37jR
ナイジェリア難民で人権活動家であるエリザベス・A・オプエザ氏が、拘束はされなくても監視はつづいて仕事が許されない現在を語る。収容所の外で収容がつづいている。
驚くような新たな視点や情報こそないものの、シャープな映像でよくまとまった短編ドキュメンタリーとして、水準的な作品だろう。
だからこそ、直接的には関係ない国内外の事件をあらためて思う契機となる。
香港のデモの時に道に書かれたラテン語です。「誰が見張り番を監視するのだろうか(Quis custodiet ipsos custodes)?」という意味で、古代ローマの詩人ユウェナリスの詩の中に出てきます。
— ラテン語さん (@latina_sama) 2020年6月4日
香港の文脈では、「(警察が市民に暴虐の限りを尽くしてる今、)誰がその警察を監視するのだろうか?」となります。 pic.twitter.com/ory2p4nEIP