特急内でゾンビに襲われる韓国映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』で再注目されている走るゾンビ。
そんなゾンビを題材にしたゲームの再現として、フリーランニングやパルクールと呼ばれる疾走技術でゾンビから逃げる短編作品を、ふたつ紹介。
まずは2015年1月に発売されたPC/PS4/Xbox One向けゾンビサバイバルホラー『Dying Light』の宣伝的なショートフィルム。
主人公の主観視点で撮影した、いわゆる「POV」と呼ばれる手法で、屋根から屋根へと跳躍する場面を映していく。
跳躍するカットを選んで切りとり、ゾンビの数は少ないことから、街を見おろす視点の楽しさを重視した作品といえるだろう。
制作したAmpisoundによる撮影メイキングは下記のページで楽しめる。
次は2016年3月から運営されているアプリゲーム『Last Empire-War Z』の宣伝として作られた、こちらもPOVのショートフィルム。
制作は同じAmpisound。こちらはカットを割らず、ゾンビが出現した建物から逃げだすまでを1カットで魅せる。
ゾンビの量も多く、同じように逃げ出す仲間との連携も描けていて、ぐっと短編映画としての完成度が増している。ゾンビが好きなら見て損はない。